トレーダーのみなさん、今週もトレードお疲れ様でした。
今週1番注目されていたジャクソンホール会議も無事に終わり、
ドル円の方向がはっきりしてきました。
さて一緒に今週のドル円を振り返っていきましょう。
ドル円
今週の振り返り
145.17-146.61の間で動きました。
金曜日の終値は146.42で終了しています。
今週1番の注目だったジャクソンホール会議のまとめです。
発言のポイント
・適切ならさらに利上げの用意がある
・インフレ率はピークからは低下したが依然として高い
・インフレ目標2%は今後も変わらない
・今後の会合では、入ってくるデータ、進展する見通しとリスクを見極めながら慎重に政策を進める。
また、データの全体像を進展する見通しとリスクに基づいて、状況を評価する。
その評価に基づいて、さらに引き締めるか、政策金利を一定に保って、今後のデータを待つかを慎重に検討する。
利下げに関する言及はありませんでした。
市場の反応
想定内ではあったものの、ややタカ派の発言。
この発言を受け、株価はやや下落、ドル円と米長期金利は上昇しました。
来週は押し目買い狙いでシナリオを考えていこうと思います。
ドルインデックス
ドルのインデックスを見ていきましょう。
↓ドルインデックス週足
週足の実線に引いた赤のトレンドラインを実線で抜きました。
日足に落としてみます。
↓ドルインデックス日時間足
しっかりと実線で上抜けが確認できました。
また、日足のトレンドラインと200SMAに刺さられて上昇、さらにピボットR1で反発して上昇しています。
↓ドルインデックスの4時間足
ドルインデックスの4時間足を見ると週足トレンドラインと4時間直近高値で綺麗に反発して上昇しています。
↓ドルインデックス1時間足
ドルインデックスの1時間足も同様です。
23時のジャクソンホール会議の発表を受け、一旦下落し75SMAにタッチして上昇しました。
そのまま一旦下落しましたが週足のトレンドラインで反発して上昇しました。
円インデックス
次に円のインデックスを見ていきましょう。
↓円インデックスの週足
特に大きな動きはなく、安値付近にとどまっています。
↓円インデックス日足
日足を見てもほとんど動いてはいません。
8月の円高のアノマリーは作用しませんでした。
来週の指標
来週の指標は次のとおりです。
28日(月)
10:30~ 小売売上高前月比(オーストラリア)
20:30~ BCB Focusマーケットレポート(ブラジル)
21:00~Bbk president Nagel Speech (ドイツ)
貿易収支(メキシコ)
29日(火)
01:00~ Bbk 役員 Balz氏スピーチ(ドイツ)
08:30~ 失業率(日本)
求人求職比率(日本)
15:00~ GfK 消費動向(ドイツ)
商品貿易収支(スウェーデン)
国内総生産前期比(スウェーデン)
ネーションワイドHPI前月比(イギリス)
ネーションワイドHPI前年比(イギリス)
16:40~ RBA Bullock 副総裁スピーチ(オーストラリア)
22:00~ S&P/ケース・シラー住宅価格総合指数(アメリカ)
23:00~ JOLTS 求人労働異動調査(アメリカ)
CB消費者信頼感指数(アメリカ)
30日(水)
07:45~ 建設合意前月比(オーストラリア)
10:30~ 日銀田村審議委員スピーチ
建設許可件数前月比(オーストラリア)
建設工事完工高前期比(オーストラリア)
16:00~ CPI前月比(スペイン)
HICP前月比(スペイン)
KOF経済バロメーター(スイス)
18:30~ 10年 BTP入札(イタリア)
21:00~ PPI前月比(ブラジル)
CPI前月比(ドイツ)
HICP前月比(ドイツ)
21:15~ ADP 非農業部門雇用者数(アメリカ)
国内総生産前期比(アメリカ)
商品貿易収支(アメリカ)
小売在庫前月比(アメリカ)
小売在庫(自動車除く)前月比(アメリカ)
23:000~ 住宅販売契約指数前月比(アメリカ)
住宅販売契約数前年比(アメリカ)
23:30~ EIA 週間原油在庫(アメリカ)
EIA クッシングの原油備蓄の変化(アメリカ)
31日(木)
08:00~ 鉱工業生産前月比(韓国)
小売売上高前月比(韓国)
8:50~ 小売売上高前月比(日本)
小売売上高前年比(日本)
大手小売売上高前年比(日本)
鉱工業生産前月比(日本)
10:00~ 製造業 PMI(中国)
非生産業 PMI (中国)
統合 PMI(中国)
ANZ 企業信頼感指数(オーストラリア)
10:30~ 日銀中村審議員スピーチ(日本)
民間新資本支出前期比(オーストラリア)
RBA 民間部門クレジット(オーストラリア)
15:00~ 小売売上高前月比(ドイツ)
15:30~ 小売売上高前年比(スイス)
15:45~ CPI前月比(フランス)
HICP前月比(フランス)
国内総生産前期比(フランス)
国内総生産前年比(フランス)
個人消費前月比(フランス)
PPI前月比(フランス)
16:00~ ECB Schnabel 監督委員スピーチ(欧州)
16:15~ BoE Pill MPC 委員スピーチ(イギリス)
16:55~ 失業率の変化(ドイツ)
失業率(ドイツ)
17:00~ 失業率(イタリア)
18:00~ CPI前月比(イタリア)
HICP前月比(イタリア)
コア CPI 前月比(欧州)
CPI 前月比(欧州)
失業率(欧州)
18:30~ PPI 前月比(南アフリカ)
20:30~ RBI 金融および信用情報のレビュー(インド)
ECB 金融政策会合の報告書(欧州)
各目予算収支(ブラジル)
一時予算収支(ブラジル)
21:00~ 3ヶ月失業率(ブラジル)
国内総生産前年比(インド)
失業率(メキシコ)
貿易収支(南アフリカ)
経常収支(カナダ)
コア個人消費支出価格指数前月比(アメリカ)
コア個人消費支出価格指数前年比(アメリカ)
PCE 個人消費支出前月比(アメリカ)
PCE 個人消費支出前年比(アメリカ)
個人消費前月比(アメリカ)
新規失業保険申請件数(アメリカ)
22:45~ MNI しかご景気指数(アメリカ)
9月1日(金)
01:00~ ECB de Guindos 副議員スピーチ(欧州)
02:00~ Bbk 役員 Balz氏スピーチ(ドイツ)
08:00~ マークイット製造業 PMI(オーストラリア)
08:50~ 資本投資前年比(日本)
09:00~ 貿易収支(韓国)
09:30~ マークイット製造業PMI(日本)
マークイット製造業PMI(韓国)
10:30~ 住宅ローン前月比(オーストラリア)
投資住宅ローン前月比(オーストラリア)
10:45~ Caixin 製造業PMI(中国)
14:00~ マークイット製造業PMI(インド)
15:30~ Silf/Swedbank 製造業PMI(スウェーデン)
CPI前月比(スイス)
15:45~ 政府予算収支(フランス)
16:15~ マークイット製造業(スペイン)
16:30~ procure.ch 製造業PMI(スイス)
16:45~ マークイット製造業PMI(イタリア)
16:50~ マークイット製造業PMI(フランス)
16:55~ マークイット製造業PMI(ドイツ)
17:00~ 国内総生産前期比(イタリア)
NAV 失業率n.s.a(ノルウェー)
マークイット製造業(欧州)
17:30~ マークイット/CIPS製造業PMI(イギリス)
18:00~ PPI前月比(イタリア)
Absa 製造業PMI(南アフリカ)
19:00~ BoE Pill MPC委員スピーチ(イギリス)
21:00~ 国内総生産前期比(ブラジル)
国内総生産前年比(ブラジル)
21:30~ GDP 前月比(カナダ)
国内総生産前期比(カナダ)
国内総生産前年比(カナダ)
GDP 年率前期比(カナダ)
失業率(アメリカ)
非農業部門雇用統計(アメリカ)
時間あたり賃金前月比(アメリカ)
民間非農業部門給与(アメリカ)
22:00~ マークイット製造業PMI(ブラジル)
22:30~ マークイット製造業PMI(カナダ)
22:45~ マークイット製造業PMI(アメリカ)
23:00~ ISM 製造業 PMI(アメリカ)
ISM 製造業雇用(アメリカ)
00:00~ マークイット製造業PMI(メキシコ)
02:00~ ベーカー・ヒューズ社発表の米石油採掘装置(リグ)稼働数(アメリカ)
来週も指標が目白押しですが、
一番注目は金曜日の雇用統計です。
乱高下が予想されますのでノーポジ推奨です。
また8月最後の週、月末、雇用統計が重なっていますので注意しておきましょう。
来週の戦略
エントリー・利確・損切り
シナリオ①
月曜日さらに上昇し高値更新、146.30付近まで落ちてきたら
・ロングエントリー
・146.10損切り
・146.750あたり利確
シナリオ②
月曜日、一旦下落した場合
フィボナッチ0.236での押し目買い
146.13付近エントリー
146.60付近利確
145.93損切り
フィボナッチ0.382での押し目買い
145.80付近エントリー
146.60付近利確
145.60損切り
これより下落した場合は一旦見送ります><
窓あけ
また、明日は月曜日ですので窓あけ下落でスタートした場合はとっておきの押し目ロングチャンスになると思います。
6時に起きれる方はぜひ窓あけも狙ってみてくださいね。
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