ドル円の考察
先週の振り返り
トレーダーの皆様、米雇用統計お疲れ様でした!
さっそく雇用統計の結果を見ていきましょう。
↓7月の米雇用統計結果
結果 | 市場予想 | |
非農業部門雇用者数 | 18.7万人 | 20.0万人 |
失業率 | 3.5% | 3.6% |
平均時給 | 4.4% | 4.2% |
雇用は下振れましたが、失業率は下がり、平均時給は上がるという結果でした。
追加利上げ観測が弱まり、ドル円はこのまま下落へ。
↓こちらはドル円の日足です。
米雇用統計の結果を受け、ドル円は142.5から141.68円まで約1円下落して終了しました。
ドルインデックス
次にドルインデックスを見ていきましょう。
↓ドルインデックス週足
3週連続陽線、週足のチャネル上限で終了しました。
200SMAの近くにあり、どちらに行くのか迷っている感じに見えます。
↓4時間足のチャート
4時間足を見るとチャネルの真ん中ふきんにいます。
理想はチャネル下限まで押し目をつけて上昇してほしいです。
円インデックス
次に円のインデックスも見ていきます。
↓円インデックス週足
週足は下ひげが長い陰線で終了しました。
↓円インデックス日足
動きはほとんどないですが、ジワジワと逆三尊を作っているようにも見えてきています。
↓円インデックス4時間足
4時間足でもでっかい逆三尊形成しそうな雰囲気です。
8月は円高のアノマリーがあり、少し円高への期待をしてしまいます。
ドル円
それではドル円を見ていきます。
↓ドル円週足
ドル円は現在三角保合の中にいますが、今週も抜けることはできずに上髭の長い陽線で終了しました。
↓ドル円日足
ドル円の日足を見ると三角保ち合いの上限にタッチして下落しました。
三尊形成しそうな場面にも見えます。
↓ドル円4時間足
ドル円4時間足ではダブルトップ形成しました。
↓ドル円1時間足
200SMAにギリギリ支えられてる状態です。
1時間足では高値を切り下げて下落の3波目です。
もう一つ時間足を落として見ていきます。
↓ドル円15分足
15分足でも同様で、高値切り下げて下落の3波目です。
また、フィボナッチの0.382と200SMAに支えられている状況です。
ドル円戦略のまとめ
これまでのまとめをしながらエントリーポイントを探ります。
まとめ
ドルインデックス
・週足チャネル上限
・200SMA付近に滞在中
・雇用統計の結果は下振れたが失業率は低下、平均時給は上昇
円インデックス
・週足は下ひげが長い陰線
・日足と4時間足でジワジワと底値を固めて逆三尊形成中
・8月は円高のアノマリーがある
現在のドル円
・週足の三角保ち合いの中で推移
・日足で三尊形成できるか
・4時間足でダブルトップ形成して下落中
・フィボナッチ0.382
・200SMAで支えられている
来週のドル円のエントリーポイント
エントリーと利確のポイントはこちら↓
4時間足のネックラインである142.300辺りで戻り売りを狙います。
ですが、週明けドルインデックスが強く、円インデックスが弱い状態で、ドル円がさらに下落をするようであれば上昇するまではノーポジで見守りましょう。
フィボナッチの0.5(140.970)とフィボナッチ0.618(140.297)付近までは戻り売りを狙っていく戦略でいきます。
ドル円のエントリー・利確・損切り
142.300付近まで戻ってくるのをまつ
①142.300付近ショートエントリー
・利確は141.700
・損切りは142.500
141.700を1時間足実線で下抜けた場合は戻りを待って戻り売り
②141.680付近でエントリー
・利確は140.400
・損切りは141.880
来週は少しやりやすくなるといいですね。
損切りは必須で、来週もリスクリワードのいいエントリーと、簡単でわかりやすいところのみをエントリーして、
コツコツ資産を増やしながら生き残っていきましょう!