トレーダーのみなさま、先週もおつかれさまでした。
最近の相場は難しく感じてましたが、先週後半から少しやりやすい相場になってきたと感じています。
ドル円の考察
先週の振り返り
\ さて、先週8月14日〜18日の相場を一緒に振り返っていきましょう。/
15日(火)に日本のGDPの発表がありました。
結果:1.5% 予想:-0.3% 前月:0.9%
で予想より上振れ、また前月比よりも上振れる結果でした。
15日(火)にアメリカの小売売上高の発表がありました。
結果:0.7% 予想0.0% 前月:0.3%
で上振れ、ドル円は上昇しました。
16日(水)にユーロ圏のGDPの発表がありました。
結果:0.3% 予想:0.3% 前月:0.3%
で変化なし。
・17日(木)に米10年国債利回りが4.328%まで上昇しました。
この水準は2022年10月21日ぶりの高水準です。
・17日(木)に新規失業保険申請件数の発表がありました。
結果は23,9万件 予想:23,8万件 前月:25,0万件
で、予想を上振れましたが前月よりも件数は下振れる結果となりました。
・18日午前03:00にFOMC議事録の発表がありました。
ややタカ派の内容だったためドル高が進み、ドル円は146.55まで上昇しました。
・18日(金)に日本のCPIが発表されました。
結果:3.3% 予想:2.5% 前月:3.3%
で前月と数値は変わらず、予想より上振れる結果になりました。
・中国が元買いドル売りを行ったという報道が出ました。
この報道があってか、ドルが売られリスクオフの円買いが起きました。
また、エバー グランデが破産申請を提出。
ドル円
ドル円は17日(木)に146.55の高値をつけ、下落しました。
↓ドル円の日足
↓ドル円の日足(ラインあり)
戻り高値である145.09(ひげ)まで下がり、一旦下抜けて反発上昇しました。
144.65の実線の戻り高値までの下落を視野に入れていきたいと思います。
円インデックス
円のインデックスを見てみましょう。
↓円インデックス4時間足
円はリスクオフで買われる展開となりましたが、
円自体は弱いので、落ち着いたら再び下落する可能性が高いです。
下落のタイミングを見ながらドル円の売買を行なっていきます。
円インデックスのみるポイントは、4時間足のネックラインです。
①ネックラインで反発して上昇できればドル円は短期ショート
②ネックラインを下に割って再び下落であればドル円はロング
ドルインデックス
次にドルのインデックスも見てみます。
↓ドルインデックス4時間足
上昇を続けたドルインデックスですが、上値が少し重くなってきたように見えます。
現在のドルインデックスの状況は、
・4時間足のエリオット5波
・4時間足ピボットR2で頭を抑えられている
・日足のトレンドラインで反発して下落
・103.59付近の反発ポイントで上抜けに3回失敗
です。
ドルインデックスを見るポイントを考えていきます。
・①103.59を実線で抜けて、そこをサポートに上昇できればドル円はロング
・②103.59を抜けきれず4回目の失敗。そのまま下落すればドル円はショート
来週の主な指標
来週の主な指標は以下のとおりです。
21日(月)
07:45~ 貿易収支(オーストラリア)
15:00~ PPI (ドイツ)
20:30~ BCB 月次報告書(ドイツ)
21:30~ 新規住宅価格指数前月比(カナダ)
ポイント
注目度の高い指標は特になし
22日(火)
15:00~ 国内総生産前期比(ノルウェー)
貿易収支(スイス)
23:00~ 中古住宅販売件数(アメリカ)
ポイント
23:00に発表されるアメリカの中古住宅販売件数
23日(水)
03:30~ FRB Bowman 理事発言
07:45~ 小売売上高前期比(オーストラリア)
マークイット製造業PMI (オーストラリア)
9:30~ マークイット製造業PMI(日本)
14:00~ CPI前月比 (シンガポール)
16:15~ マークイット製造業PMI(フランス)
マークイット製造業PMI(ドイツ)
17:00~ CPI前月比(南アフリカ)
コアCPI(南アフリカ)
マークイット製造業PMI(欧州連合)
マークイットサービス業業PMI(欧州連合)
マークイット統合PMI(欧州連合)
17:30~ マークイット/CIPS製造業PMI(イギリス)
マークイット/CIPSサービスPMI(イギリス)
21:30~ 小売売上高前月比(カナダ)
コア小売売上高前月比(カナダ)
22:45~ マークイット製造業PMI(アメリカ)
マークイットサービス業業PMI (アメリカ)
マークイット統合PMI(アメリカ)
23:00~ 新築住宅販売戸数(アメリカ)
新築住宅販売戸数前月比(アメリカ)
23:30~ EIA 週間原油在庫(アメリカ)
EIA クッシングの原油備蓄の変化(アメリカ)
ポイント
各国のPMIの発表、オーストラリア・カナダの小売売上高前月比の発表、新築住宅販売戸数、EIA 週間原油在庫の発表など、
1日中たくさんの指標発表がある。
24日(木)
終日~ BCB中央銀行国民金融会議(ブラジル)
06:00~ 韓国PPI前月比(韓国)
10:00~ BOK 金融政策決定会議(韓国)
BOC 金利決定(韓国)
15:00~ 失業率 (ノルウェー)
17:30~ 貿易収支(香港)
20:30~ RBI MPC議事要旨(インド)
21:30~ 耐久財受注前月比(アメリカ)
輸送を除く耐久財受注前月比(アメリカ)
新規失業保険申請件数(アメリカ)
ポイント
BOCの金利決定、アメリカの耐久財受注前月比発表に注目。
25日(金)
00:00~ メキシコ銀行金融政策決定会合議事録(メキシコ)
08:01~ GfK 消費者信頼感(イギリス)
14:00~ 鉱工業生産前月比(シンガポール)
15:00~ 国内総生産前期比(ドイツ)
国内総生産前年比(ドイツ)
失業率(スウェーデン)
雇用レベル(スイス)
17:30~ IFO 企業信頼感指数(ドイツ)
IFO 景況感(現況)指数(ドイツ)
IFO景況指数(ドイツ)
18:00~ Bbk役員 Balz 氏スピーチ
20:00~ ECB Lagarde 総裁スピーチ
21:000~ 中期CPI 前月比 (ブラジル)
23:00~ ミシガン大学消費者信頼感指数(アメリカ)
ミシガン大学消費者期待指数(アメリカ)
23:05~ FRB Powell 議長発言(アメリカ)
02:00~ ベーカー・ヒューズ社発表の米石油採掘装置(リグ)稼働数(アメリカ)
ポイント
ドイツの国内総生産前年比発表とIFO景況指数の発表があるため欧州時間のポンドとユーロの値動きに注意。
また、ECB Lagarde総裁のスピーチとFRB Powell議長の発言もあるため値動きに注意しましょう。
来週のドル円
来週のドル円は、ドルインデックスと円インデックスの強弱を見ながら、
先週抜けれずレジサポラインになった145.79を実線で抜けることができるかをみていきたいと思います。
↓ドル円の1時間足
8月20日(日)現在、ドル円は1時間足でWトップを形成しています。
また、3つの赤マルの部分で反発していることがわかります。
ここをポイントにエントリーを行なっていこうと思います。
シナリオ
エントリー・損切り・利確ポイント
↓ドル円の1時間足
シナリオ
1時間足のネックライン・赤マルの反発ポイントを中心にエントリーを考えていきます。
①145.79付近で戻り売り
145.79でショートエントリー
146.00付近で損切り
145.100で利確
②145.00~145.40付近でロングエントリー
144.80で損切り
145.75で利確
〜145.78を実線で抜けた場合〜
③145.80でロングエントリー
145.60損切り
146.40で利確
〜145.00を実線で下抜けた場合〜
④144,60 付近でロングエントリー
144.80で損切り
145.25付近で利確
来週の相場も無理のないロットで、損切りは必ず入れて、相場で生き残ることを目標にコツコツ頑張っていきましょう。
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