FXトレーダーのみなさん、今週もお疲れ様でした!
雇用統計が無事に終わり、ドル円は高値更新の昇竜拳をおこして今週が終わりました。
今週の振り返りをしながら来週のドル円の戦略を考えていきましょう。
ドル円
今週のドル円を振り返る
↓ドル円の日足
今週は144.14~147.43の値幅での推移となりましたね。
火曜日23:00発表のJOLTS求人労働異動調査とCB消費者信頼指数の発表を受け、ドル円は147.115付近から一気に下落しました。
ドル安継続のまま金曜日の雇用統計を迎えました。
↓ドル円4時間足
金曜日の雇用統計の発表を受け、144.439まで下落が加速しました。
4時間足の押し安値や反発ポイントなど強いサポレジ付近、利確や損切りラインでもあり多くのトレーダーが意識している値だったこともあり、
144.439まで下落したものの反発。
このあと22:45と23:00 発表のPMIの結果を受け、一気に上昇昇竜拳で146.27の値をつけました。
アメリカは3連休前ということもあり、決済の動きからもドル高要因だったと思います。
↓雇用統計結果
結果 | 市場予想 | 前月比 | |
失業率 | 3.8% | 3.5% | 3.5% |
非農業部門雇用者数 | 18.7万人 | 12万人 | 157万人 |
平均時給 | 0.2% | 0.4% | 0.4% |
失業率は増加、雇用者数は増加、平均時給は減少。
↓PMIの結果
結果 | 市場予想 | 前月比 | |
マークイット製造業PMI | 47.9 | 47 | 47 |
ISM製造業PMI | 47.6 | 46.2 | 46.4 |
どちらも予想を上振れてドル高要因に。
来週のドル円は?
来週月曜日はレイバーデーのためアメリカは休場です。
そのため月曜日はあまり大きな動きはないと予想します。
ドルインデックス
↓ドルインデックス週足
ドルインデックスの週足から見ていきましょう。
週足ピボット1と直近高値にいます。
200SMAよりも上で推移中。
週足確定しましたが、実線では直近高値を更新することはできていません。
このことから、来週は一旦調整で下落することが予想されます。
↓ドルインデックス4時間足
シナリオ①
ドルインデックス4時間足にトレンドラインを引いて、ドルの動きを予想します。
このような動きになってくれたら、トレンドラインまで下落して反発するタイミングでドル円の押し目買いを狙えそうです。
↓ドルインデックス4時間足
シナリオ②
ドルの強さが弱まらず、そのまま上昇した場合は一旦ドルインデックスの押し目を待ちます。
週足の直近高値である104.25付近で押し目が来そうであればドル円ロングを狙っていきましょう。
ポイント
ドル円の目線は上です。
狙うのは押し目買いです。
月曜日はアメリカは休場です(レイバーデー)。
また金曜日に一気に上昇しているため、シナリオ①の調整下落をしてくれた方が美味しい押し目買いができると思います。
円インデックス
では、円のインデックスも見ていきましょう。
↓円インデックス週足
動きは少ないものの、相変わらず底値をキープしています。
↓円インデックス4時間足
4時間足まで落としてみると薄ピンクのボックス内でのレンジです。
シナリオ①
ダブルトップのネックラインである771付近でこのように反発してくれれば一旦円高でドル円は下落が予想されます。
またこの時ドルインデックスが下落しているなら一旦調整下落の動きになることが予想されます。
↓円インデックス4時間足
シナリオ②
円インデックスがそのままネックラインを割れて下落してしまったら、円安加速でそのままドル円は押し目買いに押し目なしで上昇することが予想されます。
この時ドルインデックスが上昇していたらドル高でドル円は上昇することが予想されます。
ドル円
ではドル円を見ていきましょう。
↓ドル円週足
ドル円の週足は日足の押し目ラインで反発上昇し、十字のような形で確定しました。
↓ドル円日足
日足に落とすと綺麗に直近高値で反発して上昇。
↓ドル円4時間足
4時間足に落と薄ピンクのボックス内で推移しています。
反発して意識されているポイントに水平線を引きました。
さらに1時間足に落としていきます。
↓ドル円1時間足
ドル円は包足が出現、一気に上昇しているのがわかります。
月曜は146.28付近を中心にエントリーポイントを探っていこうと思います。
エントリー・損切り・利確
来週のエントリーポイント・損切り・利確のシナリオを立てていきます。
1時間足にフィボナッチを引いてエントリポイントを探っていきます。
ドル円のエントリー
シナリオ①146.28を上抜けできずに反発下落したら短期ショート
シナリオ②146.28を実線で上抜けたら押し目買いロング
ドルと円のインデックスを見ながらエントリーします。
シナリオ①ドル円ショート
条件
ドルインデックスが下落
円インデックスが上昇
フィボナッチ0.236までの下落を狙ったショートエントリー
146.07付近まで下落するなら15分足と1時間足のダブルトップ形成。
↓ドル円15分足
ネックラインとピボットR1が重なる146.07付近でのローリバでエントリー
フィボナッチ0.236の145.85付近で利確
146.10付近(ほぼ建値)で損切り
次にドル円ロングのシナリオです。
シナリオ②ドル円ロング
条件
ドルインデックスが上昇
円インデックスが下落
ドル円15分足のネックラインで反発して上昇し、そのまま直近高値を更新した場合。
146.25付近を押し目買いする。
↓ドル円15分足
146.25でエントリー
フィボナッチR2である146.61付近で利確
146.15で損切り
来週もしっかり損切りを入れて簡単なポイントだけ取っていきましょう。
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